頭がよくなる食事
体に良い油で作る絶品料理②
あたまがよろこぶ!賢脳・健康レシピ
和食料理研究家 林葉子氏 監修 脳科学専門医 山嶋哲盛氏
あたまが良くなる食事(賢脳レシピ)には、良質な油の選択が大切です。脳科学専門医が監修したレシピ本でオリーブジュース100%オイル<キヨエ>が紹介されました。油でカテゴリー化されたレシピ本です。
◇そもそも頭が良いとは?
脳科学で「頭が良い」とは、4つのことが評価基準になります。
1.大事なことをきちんと記憶する。
2.必要な時にそれを正確に思い出す。
3.外部の情報を正確に取り込む
4.それを上手に対応する。
1.2は海馬の働きで、3.4は注意力や集中力を担う楔前部(けつぜんぶ)
という 前頂葉の働きです。
◇なぜ?動脈硬化が海馬活動を弱める。
昨日勉強したことや食べた料理が思い出せないなど記憶障害が少しずつ進行するのはなぜでしょうか?海馬と楔前部は、脳の構造で一番奥まったところにあり最も血液が届きにくい位置にあることが関係すると言われます。脳の血管が固くなり、血管内腔が細くなると血流が落ちて頭の良さを司る二つの活動が弱くなってしまいます。これは中高年だけではなく、頭を使う受験生や若手の社会人にも当てはまることです。
◇何が脳を良くない状態にするのか。
一番大切な脳の状態は、脳血流を維持するつまり血液をサラサラの状態であることだと著書で述べられています。糖尿病・高脂血症・高血圧・メタボリック症候群そして喫煙習慣は血管壁を壊すので極力改善するように努めないといけず、中性脂肪とコレステロール値をコントロールできる環境を整えることが大切なんだそうです。
◇DHAやEPAそしてアラキドン酸に工夫が大切
魚・海草などに含まれるドコサキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)だけでは、血液がサラサラになるけど頭がよくならない報告があります。しかしアラキドン酸を少し加えると神経細胞に効果が出たそうです。アラキドン酸は、鶏卵・レバー・皮つき鶏もも肉、魚卵・エビ・タコに多く含まれています。
しかしながらDHAやEPAそしてアラキドン酸は、多価不飽和脂肪酸で酸化ストレスに弱いので、酸化に強い状態で神経細胞に送らないと頭良くなる食事とは言えません。そこで抗酸化成分を含む副菜の選択と調理油や加熱方法が大切になります。
◇脳を育てるカルパッチョ
そこで登場する抗酸化成分は、脳の働きをよくしてDHAやEPAそしてアラキドン酸を神経細胞に届ける大切な働きをします。抗酸化成分が豊富なキヨエのオリーブオイルと玉ねぎのスライスそしてマグロにレモンを絞るだけで、頭良くなる食事つまり脳を育てるカルパッチョになるそうです。
◇脳科学の視点で優れるキヨエオリーブオイル
キヨエのオリーブオイルは、エキストラバージンオイルの上澄みオイルをノンフィルター製法でボトリングしているので、通常のフィルター使用するオリーブオイルに比べ、抗酸化成分を含むポリフェノール類が豊富な点が優れています。脳の60%が脂質で作られており、細胞膜や血液・ホルモンの材料なので油選びは大切なことだそうです。