Vol.2 おいしい!ゆで卵の作りかた。
Vol.2 おいしい!ゆで卵の作りかた。
ゆで卵といえども、黄身の固さで料理も変わってしまいます。
冷やしたぬき蕎麦は固い黄身で、冷やしうどんには半熟卵と好みはそれぞれですが、
ゆで卵の黄身の固さを調整できるようになれば、イメージ通りの料理に近づけます。
◇おいしい!ゆで卵にする調理法
** 冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵から作るときは、冷たい水からスタートしましょう。**
1.鍋に卵がかぶるぐらい水を入れます。防いでくれます。
2.そこに塩とお酢を少々入れることで、湯の中で卵が割れても広がるのを防いでくれます。
3.強火で煮立ったら中火にして4分ほどで半熟。煮立つまでは、菜箸でゆっくり卵を転がしてください。
4.10分前後で黄身が固まります。
**常温の卵の場合は、沸騰した鍋からスタートしましょう。**
1.こさじ1杯程度の塩を入れて、弱火に近い中火ぐらいに設定。
2.卵をゆっくりと入れて少しの間、菜箸でゆっくりかき混ぜる。
3.半熟仕上げは6分程度、固ゆでは10分程度です。
◇ゆで卵を作るポイント
◆茹であがったら、すぐに冷水へ。
殻に白身くっつき、むきにくい原因に。
◆新鮮な卵より古い卵が良い。
古い卵の方が、卵白の中にある「炭酸ガス」が殻表面の気孔から抜けているので、
殻と卵の間に空間ができて、むきやすくなります。産卵から1週間経てば、OK。
◆黄身の色で栄養価は変わらない。
黄色より濃い色の方が人気あり、栄養価も高いと思われがちですが、
餌の色素の違いで、栄養価はそれほど変わりません。昔はトウモロコシばかりで黄色で
したが、最近は、パプリカ・赤唐辛子など配合する農家が増えたために、
濃い色の黄身が増えたことに気づきましたか?